ガンダムで例える「最強ハッカー VS 最強セキュリティプログラム」偏向報道

セキュリティ「ルールを教えてください」
番組「地球にある司令部を、制限時間内にジオンに攻め落とされたら負けです」
セキ「ほう、なるほど」
番組「番組が用意した武装で戦ってください。今回用意したのはボールです」
セキ「ちょっと待てや。今時ボールは誰も使ってないだろ。でもまぁ仕方ない。大気圏突入能力持った敵だけ叩いて時間切れ狙うか」
 
ハッカー「何このボール。全然大気圏中に後ろからピンポイントに狙われて、全然地上にたどり着けない」
セキ「よし、うまく言ってるな。地上じゃボールは動けないから、ここで防ぐしかないからな」
ハカ「普通につええ…。この会社つえーよ」
セキ「だろうだろう」
ハカ「スタッフー、らちあたかないから、ボールが配置されてない場所教えてよ」
番組「あ、北アフリカ付近はボール配置されてないです」
セキ「ちょ、おま」
番組「なんとハッカー、30分で地表まで到達!」
視聴者「すげー!」

 
セキ「そういうことする。そういうことするわけかよ」
ハカ「よし、地表にたどり着いたぞ。さて、司令部はっと……。なんじゃこりゃ!?」
セキ「ダミーの司令部を作っておいた。ハッカーの腕があるなら本物がどれか当てられるだろ?」
番組「なんとセキュリティー側、5万個のダミー司令部を運用!」
視聴者「おいおい、本当の戦争の時に5万個のダミー司令部運用なんてしないだろ。ひでえ作戦だな。セキュリティー側の作戦は糞」

セキ「いや、本当の戦争の時にボールだけで防衛戦とかしないから。そもそも」
ハカ「負けました」
 
セキ「二回戦? ボールは勘弁してくれよ。あんな作戦くらいしかとれないっての」
番組「次はジムを用意しました。ジムが破壊されたら負けです」
セキ「ほう、これなら少しは戦えそうだな。って、ビームライフルが無いんだが」
番組「工場出荷モデルです。武装は用意してません」
セキ「これは酷い。まぁ幸いうちはモビルスーツ武装に造詣が深い会社だ。色々武装させよう」
 
セキ「よし、スナイパーライフルに、ハイメガ粒子砲。出力不足を補う外部パックも装備させて、これなら十分な戦闘力を持つだろう」
番組「ちょっと目を離してたんですけど、ジムどこ行っちゃったんですか?」
セキ「ん? そこにある武装されたモビルスーツがジムだz…」
番組「なんとセキュリティー側、ジムをどこかに隠してしまいました。どこにもジムがいません! 代わりに別のモビルスーツに戦わせるつもりです!」
視聴者「なんだよそれ、ジムで戦えよ。卑怯者!」

セキ「おい」
ハカ「このジムカスタムつえー…。勝てないっす。さすがの改造能力。普通に白旗ですわ。このセキュリティー会社普通につえーよ」
番組「これにはハッカーも呆れ顔。ジムを隠して、持ちこんだ謎のモビルスーツで無双。これはルール的にどうなのよ? ハッカーさん、こんな奴とは戦ってられないと戦闘放棄です。番組も続けられません!」
視聴者「ジムで戦うってのがルールなのに、ジム隠すとか無いわー」

 
セキ「俺とハッカーのセリフ。あとルール説明の部分が編集で全部カットされてるんだが」