「日本はもうゲーム先進国ではない」…ゲームリパブリック社長・岡本氏

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1173467.html
ゲームとは何か。
うさだブログの中の人が以前「ルールがあり、ユーザーが最適解を模索するもの」と定義づけていて非常に共感しました。
 
日本は一本道ゲームが多い。確かに最近のRPGなんかがそうらしいです。
それは、最近のRPGには「最適解を模索する」が無いからでしょう。Aボタン連射してれば勝てるので模索する必要がない。
 
では名作、FF5は一本道ゲームでしょうか?
確かにストーリーは一本道ですが、あれは違うと思います。
FF5は「ジョブやアビリティーを駆使し、雑魚戦ラッシュ(ダンジョン突破)やボス撃破をするゲーム」です。
ジョブ、アビリティー、装備、アイテムには無数の組み合わせがあり、まったくもって一本道ではありません。
(LVをあげればAボタン連射でいけそうですが、FF5はレベルがあがっても最大HPと最大MPが上がるだけなんですよね)
 
ボスが困難であればあるほど、最適解を探そうと試みるわけで、ゲームとはそこに面白さがあると思います。
 
岡本さんは記事中で「自由度」について語っています。

もう、明らかに方向性が違いますね。日本人が作るゲームって、不満が少ないゲームなんですけど、言い換えれば自由度が低い。海外のは本当にすごいですよ。トイレで水を流すとか、手を洗うとかいったことが当たり前のようにできる。どうでもいいだろ! って思うんですけど、そういった部分にもしっかりとプログラマーがついている。

どうでもいいだろ!
スーパーマリオでマリオがトイレで水流せても何?って思うように、ゲームのルールに関係ない部分は自由度とは言わないと思います。
トイレで水と流したいのなら「トイレで水を流すゲーム」を買えばいい。
そこにはそのゲームを面白くする「ルール」が明確に定められ、最適解を求める楽しさが提供されているはずです。
 
ゲームとは「定義されたルール」を最大限に味わいつくすために「特化してある」べきだと思います。
「ルール外についての自由度」なんて邪魔なだけですよ。
 
個人的には、もっとゲームは「小規模化」していくべきだと思います。
RPGの戦闘システムで画期的なものを思いついても、そこに「重厚なストーリー」「有名な声優」「人気のキャラ絵」「40時間遊べる(笑)規模」「ミニゲーム」を求められるなんて馬鹿らしいです。
戦闘だけするゲーム出せばいいんだよ!
 
話にまとまりがないけど、メモだからいいやw
http://f8.aaa.livedoor.jp/~sanctuar/ 2005/11/08 のところ。
現代のゲームプロデューサーには、是非『雪道』をやっていただきたい。