[ゲーム] ドラゴンクエストライバルズ感想レビュー

いわゆるハースストーンクローンかと思いきや、きちんと欠点を補ってよい出来になっている。
ハースストーン系はシステムクリーチャーを守る手段がほぼなく、盤面で優位を築くと覆すのが非常に難しかった。
ライバルズでは単純明快な解決策として、前衛後衛の概念を導入。
システムクリーチャーの前に他クリーチャーを置くことで守れるようになった。
 
盤面のクリーチャー置き場を各プレイヤー6体に制限し、縦3体が前衛、その後ろの縦3体後衛。
若干寂しい感じもするが、スマホでのプレイを考えると程よい大きさだろうか。
 
全ての列に1体以上ずつクリーチャーがいれば、プレイヤーへの攻撃も防げるのがまた良い。
割と考えて作られている感じがする。

また、シャドウバースが顕著なのだが「毎ターン使えるマナが+1ずつ自動的に伸びるのに、高マナ域のカードがオーバーパワーすぎる」問題もライバルズでは緩和されている。
 
ハースストーンを参考にしたのは間違いないくらい似ている部分は似ているが、シャドウバースのように検証不足のままコピーしてしまった感じではない。
腐っても古くからのゲーム屋(スクエニ)の作品だと思わせる出来だ。
カードヒーローに似た印象を受ける。
LeFlatでも良いが。
 
気になる点としては、やはりルールが単純明快な上に、カードに書けるテキスト量が少ない点だろう。
MtGほど発展性が見込めなさそうなのが気になる。
 
昨日まではサーバ負荷だとかで、まったくマッチングができず一人プレイしかできなかった。
今日の午後くらいからは好調だし、とりあえず遊んでみても良い出来だろう。
まだプレイヤーが慣れていないこともあって、対戦相手のプレイがもたついて対戦時間が長くなりがちなのは残念。
だがこれもそのうちこなれるだろう。