山本弘のSF秘密基地BLOG:「可能性を生み出しただけでアウト」に異議を唱える

http://hirorin.otaden.jp/e127373.html
アイドルマスター2について、実に言いたいことをきっちりまとめてくださっている。
流石山本さん。
もはや私が日記につらつら書く必要もなく、こちらを見れば今回の事件のほとんどが網羅できると思われる。
 
「可能性を生み出しただけでアウトなんだよ」
知るか!(このワード、ネタとしては大好きだが)
だいたいからして、今のゲームプレイヤーはおかしい。
自分好みのゲームを作って欲しいなら、ゲームが作られる前に金を出すべきだ。
それでこそゲームに口を出せる。
買ってくれるかどうか不確定な「お客様(笑)」のために、原作者がすり寄るなんてありえない。
原作者は「大多数のお客様」に売れるように作る。
だってご飯が食べたいからな!
※企業が「頼むから予約してくれー…。予約入らないと、問屋が流通枠割いてくれないんだー」と泣いても、一向に予約数は伸びない。金銭的負担がゼロの「予約」すら協力しないお客様は、本当にお客様であり、ゲームにとやかく言える「ファン」ではない
 
「俺たち、アイマス1にガンガン金つぎ込んできたのにひどいや」だと?
君らのお布施が足りなかったから「これじゃ社員一同にご飯を食べさせられない。社員一同が生活できない」って判断されたんだろ。
 
会社は儲かってるうちは冒険をしない。なぜなら安定した収入が無いと社員が安心して働けないからだ。
つまり、アイマス1の売れ行きじゃコストに見合わなかった。君らのアイマスへの愛は足りてなかったと突き付けられたんだ。
アイマス愛してるとか言っても、払えるお金はこの程度か。これなら腐女子をターゲットにしたほうがまだ芽があるな」と判断されたんだ。
(企業はお金を稼ぐものだ。稼いだお金で社員がご飯を食べるんだ。飢え死にした社員はゲームを作ることができない!!)
 
だいたい、アイマスを作るのにどれだけコストがかかっているのか知っているだろうか。
見かけこそ軟派だが、使われている技術、かけているコスト、技術者のこだわりは硬派すぎてめまいがするのがアイマスだ。
たった数万人がダウンロードコンテンツをモリモリ買うだけでは、到底安定した収入足りえなかった。
そして、アイマス2になってその数万人が、今までの倍以上DLCを買うだろうか?
 
 
しかしナムコも不思議なことをする。
エロゲとかギャルゲでも、いろんな女の子タイプを用意してリスク分散とか言ってるけど、あれって本当に有効なんですかね?
今回で言えば、男も女もとりこみたいっていう舵切りのことですが。
これだけ作品が多種多様化した世の中ですから、自分の嗜好に完全ストライク以外は触らないと思うんですよね。
 
例えば、女の子12キャラ居て、1人がボクっ娘ですとか言われても欲しくないし。
ヒロイン1キャラでボクっ娘とかじゃない限り、わざわざ手にするかな?
というわけでNaturalのリメイクまだ?
 
素直に「男ばっかり版」「女ばっかり版」に分けたほうが良かった気が。
別にプログラムやツールは使いまわせるわけだし。