涼宮ハルヒの憂鬱

とりあえず1巻と、2巻の途中まで読んだ。
正直「おもしろい」とは言えない。
非日常にちょっとだけあこがれつつも諦めていた人。
つまり我々大多数の分身が、だらだら日記を垂れ流すスタイルの文体。
ブログになれているとあまり違和感は無いが、おもしろい文章ではない。
 
それでも、読みつづけさせるだけの力はあったので、その理由。
「学生時代へのノスタルジー
こんなとこか。
懐かしい学園生活。
無難に過ごしてしまった学園祭。
そういうものを、自分とほぼ同一の存在である主人公(ハルヒじゃないよ)がやってくれるわけだ。
 
で、涼宮ハルヒについて。
電波。非常識。強引。偉そう。
とまぁ、非常にオタクウケするタイプの女。
とにかくグイグイと引っ張ってくれて楽をさせてくれる。(強引。偉そう)
かつ、いざという時は「俺が面倒みてやらなきゃな」と言わせてくれる欠点を持っている。(電波。非常識)
オタク男の「自分で動くのが面倒」「結局は俺がいなきゃ(略)」という願望をかなえている。
他にも
ロリ巨乳、押しに弱い、泣き虫、ドジっ娘
・無口、神秘、頭脳明晰、ひ弱、メガネっ娘
・美形男、謎、ゼロス
とまぁ、分かりやすいサブキャラ3人。
 
成分分析はこんなもんか。
 
とりあえずこれから面白くなる可能性もあるが、1巻全てと2巻の途中までを見た感じでは成分分析のみ。
別段飛びあがるような面白さはない。
あくまで今のところです。
正直、買うのではなく借りたい。111よ、貸してくれ。