カードゲーム既知外録(UNO編)

http://blog.livedoor.jp/hisabisaniwarota/archives/50738335.html
MTGは、大抵のゲーム設計時やゲーム対戦時のお手本になる。
MTGからは「アドバンテージ」「リソースコントロール」という概念を教えてもらったことが一番の収穫だった。
それはUNOにおいても役に立つでしょう。
 
アドバンテージ。優位性。
リソースコントロール。価値のある「物」の扱い。
モノポリーで物件を買う場合、マネーというリソースを犠牲にして、物件というリソースを得る。
結果「物件数(収入)」というカテゴリーにおいて他の人間よりアドバンテージを得る。
また、サイコロを振った際の支出期待値が減る(自分の物件に止まってもお金は減らない)ため、間接的に多少のマネーアドバンテージを得ることになる。
物件金額と、収入期待+支出減期待を比較し、有利な方を選ぶ。(実際は、その物件の将来性や抵当金のことも絡む)
 
ゲームにおいては、何をするにも「減るリソース」「増えるリソース」が存在し、そのコントロールを楽しむ。
MPを消費してHPを増加させる。(ホイミ・ケアル)
 
当たり前のことだけど、明確に気づかせてくれたのはMTG
応用概念を教えてくれたのがAge of Empires
ゲームを設計する際、必ず「この行動によって変化するリソース」はメモするようにしている。
なんかこのあたりをネタに、一本コラム書けそうな気がする。