ダブルクロスリプレイ2巻。複製身のどいつがボクっ娘なのか

ダブルクロスリプレイの2巻に、複製身が5体登場しますよね。
その中にボクっ娘がいるのはご存知のとおり。

「ふうん? だといいね? ボクたちに一度負けてるクセにさ」
現れた四人。黒の千影、紅の朱理、黄緑の萌、黄色の黄麗。

しかし誰がボクっ娘なのかは詳しく検証していませんでした。(もう一人の灰枝の一人称は「私」です)
漠然と名前の印象から萌だと思ってましたが、実際には違うようです。
ラストシーンで、アジトに戻った萌と黄麗は会話を行なっています。

「はい、あたしたちも尊敬して〜」
(略)
「私たちのどちらか〜」

どちらがどちらかは不明ですが、萌と黄麗は「あたし」「私」ですね。
となると残りは千影と朱理。
しかし彼女達はそれとわかるときに一人称を発していません。
黒が象徴であるクールな刀使い、千影の代表的なセリフはこちら。

「……ふむ。ロード・オブ・アビスを倒したお前だ。相手にとって不足は…無い」

朱が象徴であるただのやられ役な炎使い、朱理のセリフはこちら。

「……こざかしい!!」
「――ばかな!」

「……ふむ。ロード・オブ・アビスを倒したお前だ。ボクの相手にとって不足は…無い」
クールなお姉さんキャラが、とたんに強がりな妹キャラに変貌しました。
というわけでボクっ娘は千影ということでお願いします。
実際「ボク」と言った時は彼女ら4人は同時に登場しており、4人の中では千影がリーダー格である印象でした。
千影が代表して最初のセリフを言った可能性は高いと思われます。